魂は平等! ~未来の前世・過去のカルマ~
子供たちは、未来からの生まれ変わりの記憶はないのだろうか?
統合的カルマによれば、我々の魂は、決して、過去生の罪を不当に背負っているわけではなく、ほかならぬ、生まれ育ったあなたとその周りの社会、文化についての関わり方の、最適化のための考え方だ。
慣習的カルマは、ポストモダニズムによって、否定される。魂の平等性を損なっているからだ。ポストモダンの考え方は、文化を考慮することであり、あなたの外側にある、シャドー以外の動員は、大抵、文化的な要因だという。
例えば、キリストのイメージは、アメリカと韓国で違う。アメリカは、完全。韓国は、罪を背負った、というイメージだ。
キリストと一体化したという人物も然り。これは、キリスト教圏の外部では起こらなかった。この一体化は、生まれ変わりと似てはいないだろうか?
また、我々は、夢で、互いの意識を共有しているらしい。夢は、微細な意識なので、粗大な日常世界でも、少しはその影響があり、いつでも、我々の意識は、共有されている。
同時に発明がなされるなどの共時性がそうだ。生まれ変わりは、文化的な要因と、意識の共有による線が強そうだ。
しかも、最近は、パラレルワールド(並行世界)も指摘されている。
あなたは予知夢をご存知だろうか。
未来に起こる出来事を当てるのだ。
これは、並行世界をのぞき見ている、という解釈ができ、これまで考慮に入れると、生まれ変わりを記憶するとは、多次元で実在する人物を、文化的要因に従って意識共有する、と言えるのだ。
ともすれば、家族が、亡くなったおじいさんのことについて、日常でも、夢でも、一定量思い煩っていたなら、お腹の中の赤ん坊が、別次元の彼と意識共有しやすくなって、私はおじいさんの生まれ変わりだ!と思うようになるかもしれないのである!
注目して欲しいのは、慣習カルマという考え方が発明された時代には、パラレルワールドはおろか、ポストモダンの考え方すら無かったのである。
私たちは、ポストモダンの見地に立って、もう一度、このカルマ論というのが何であるのかを、考える必要がある。
慣習カルマの否定は、生まれ変わりの否定であり、過去生の根拠になっているものは、新しい光を充てて考慮されねばならない。
例えば、あなたの好きなこと、使命とは、前世ではなく、超意識によって影響を受けた、多次元の誰かの心持ちだったり、ソウルメイトは、未来の彼との夢の交信によって、多次元的に培われてきたものかも知れないのである。
・なぜ私たちは 過去世ばかり記憶しているのだろうか?
我々は、記憶を持つ。後ろ向きになりやすいのだ。
並行世界においては、後ろ向きという思い込みより、前向きという今を生きる能力を培ったほうが、不思議なことが起こりやすいとされる。理由は、多次元、つまり、未来に感受性が強くなるからである。
正しい選択がしやすくなる、と言い換えて良い。
過去の過ちばかり気にし、過去に後悔ばかりしているので、必然的に、過去の意識ばかり引き寄せるということ。
これは、多次元的に見るなら進歩である。
過去の世界ほど、潜在的な価値が高いからだ。
私たちが自由に多次元を飛び回れるようになるまでは、反省は、最も有益な、進歩の手段だ。ただ、多次元も考慮しようということ。
こうして、過去を反省できたとき、我々は、未来の世界、予知に関する超意識の扉を開くことになる。
この先、未来を記憶する子供たちが現れるかもしれない!
・魂が平等だということ
そもそも、魂自体は、意識だ。昔の人が勝手に考えだしたものだが、今では、永続するものとしてではなく、愛とか夢とか未来とか、そんな素敵なものの象徴だ。
魂とは、微細な意識を表すはずだったが、微細な意識、サトル領域は、夢の領域なのだが、微細身(サトルボディ)というエネルギー体と、内面意識で構成される。
外面が存在するので、至高体験などの状態だけでなく、思考などの、構造も存在する。
まぁ、夢で、明晰夢とか見れるから、当たり前と言えば当たり前なのだが・・・。
なので、幽体離脱自体は、微細身だけでも、構造を保てる。理性を保てるのだ。
植物状態の人は、粗大身が元に戻れば意識は復活するが、そうでなくとも、微細身と同一化すれば、理性を保てる。
体は、自分を保つ入れ物、乗り物だからだ。
魂の殺人とか言うが、狼少年は、ただ、構造的成長が不十分で、成長能力も失ってしまった、獣なのである。
とすると、次に出てくるのが、潜在性(ポテンシャル)という考え方だ。
一体、どのようにポテンシャルを振れば良いのか?
ここで、並行世界が登場する。
彼が人間として生きている可能性のある世界が仮定できれば、彼は、人間としてのポテンシャルを持つ。
なんだか、結局思考実験になるのだが、並行世界が見つかったら、やはり、コペルニクス的転回で考えられよう。
ワンピースに出てくるヒトデ、パッパグが分かりやすい。彼も、喋れてるから、ポテンシャルは人だ。
牛とかも、1億年経てば、喋るかも知れない。
常識とはそんなものだ。
ポテンシャルは流動的に考えよう。
並行世界で考えるときは、個体判別ということで、今生きている牛は、まず喋らないということが分かる。
忠犬ハチ公のように、最大のポテンシャルを付与してあげよう。
マギのマグノシュタット学院長は、魔法使い以外の人間のポテンシャルを十分に認めていない。奴隷と言い換えて良い。たとえ彼らが成長した立派な人間であっても、ポテンシャルの正常性が破綻した社会だと、人として認められない。
付け加えたいのは、ポテンシャルは、並行世界を根拠にできる。覚えておいて欲しい。
さて、ではいよいよ魂に移ろう。
もう読者はお分かりだと思うが、魂とは、現代では、ポテンシャルのことである。
人権であり、動物愛護であり、世のバランスを保とうとする統合的運動である。
もしあなたの子供が、恐ろしい切り裂きジャックの生まれ変わりだとしたらどうだろう?
分かりたくはない。
ご心配なく。遺伝子でそんなものはわからない。
分かるのは、彼が、おそらく現在生きているであろう過去のジャックのオンラインゲームで遊んでいるのだろう・・・ということだ。主に夢で(笑)
つまり、暴力的な子が魂の性質だと感ずれば、どこかのジャック性の人の影響を受けていると。
要は、愛情を注いであげれば良い。
呪われた子なんていない。
呪われた魂なんてない。
その子の好きなことを伸ばしてあげる理由に、前世は必要ない。
魂は平等である。そしていつか、いろんな時代の彼に会える日が来るだろう。
・魂の考察・備考
私たちが成長しなければ、どちらにせよ、新しい時代はやってこない。生まれ変わりにより、魂のポテンシャルが深度や愛に変わりやすい・・という加速度的考えも、十分な根拠がない。むしろ、共時性は、その外側で起こっている。自分をちゃんと見つめよう。マギのカシムのように、不平等という運命は、たいてい社会だ。過去生は関係ない。
生まれ変わりがないというより、いくらでも私たちは多次元的に生まれ変わり続けている。要は、自分の命自体が潜在エネルギーなので、多次元的に宝物というわけだ。命を大切にしよう。
生まれ変わりは、内面(1p)をサポートするが、文化(2p)と科学(3p)をサポートしない。特に科学は、第3層の並行世界を根拠にするべきだ。
ちなみに、現在でも、素粒子が何らかの異次元に行っていることは証明された。
霊魂については、構造と状態を伴う微細領域の幽体離脱現象、あの世は並行世界として脱構築すれば、あの世を描いた作品に科学的根拠の源流を得ることが出来る。
お花畑にしても、文化的な影響がある。ただし、超意識により、誰の意識も共有している可能性は十分にあり、現象としては、微細心身を伴う夢体験であると言える。
並行世界をのぞき見ている予知夢は、夢の世界で互いに出会っていると考えた方がわかり易いかもしれない。記憶を共有している、とか、だれかの記憶で作られた世界が夢の一部となって出てくるとか、超意識に関しては、実在の証拠から予測し、研究を待たねばなるまい。
予知夢だと分かるものを見る人はかなり少数なので、未来の生まれ変わりの記憶を持った子供の言葉は、力を持たないと考えられる。なぜって、並行世界を行き来できない限り、未来の知人は赤の他人なのだから。
(2014.01.28)
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